何で慢性腰痛が治らない?

2017/11/19
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なごみ接骨院 院長の稲毛です。

今日は「慢性腰痛が何で治らないのか」

ということについて書きたいと思います。

 

先日患者さんが

「何で腰痛を繰り返してしまうんだ」

と仰っていました。

 

原因はいろいろありますが、

主なものは2つ、

悪い姿勢と間違った使い方です。

背中を丸くしていたりすると、

重心が前に行くので、

そのままでは前に倒れてしまいますから、

背中側の筋肉を緊張させて後ろへ引っ張ります。

この緊張が長時間続くため腰痛が起こります。

もう一つは、バランスの崩れた無理な体勢で、

作業をしているからです。

あきらかに辛い・苦しいと感じれば動かし方を見直すのでしょうが、

あまり気にも留めないような程度だと、

そのまま使い続けます。

少しの負荷でも長時間になってくれば、

体にとっては大きな負担になります。

どちらの場合も、本人は姿勢が悪いとか、

使い方が悪いとの認識はあまりありません。

 

私に話をしていた患者さんも、

待合室の椅子に座り、足を投げ出して背中を丸くしていたり、

脚を組んで体を横に捻じったまま本を読んでいたり、

とても腰に悪そうなことをやっていました。

 

慢性的な症状でお悩みの方は、

自分の体に意識を向け、姿勢や使い方を確認すると良いと思います。

痛みには意識が行くが、

多くの方がこういうことに目が向いていないようです。

治療に加え、いろいろご指導させていただきますので、

一緒に根治や再発防止を目指しましょう。